それぞれの意味は、、、
【学ぶ】
1.まねてする。ならって行う。
2.教えを受ける。業を受ける。習う。
3.学問する
【習う】
1.繰り返し修めて行う。
2.教えられて自分の身につける。学ぶ。
(出典:岩波書店『広辞苑』)
似たような言葉ですが、
その2つの違いをまとめた
すごく面白いページがありました。
『「学ぶ」と「習う」の違いと使い分け/語源と意味』
要約すると、2つの違いは
【学ぶ】 | 【習う】 | |
教える人の有無 | いる・いない | いる |
主な学習内容 | 学問・知識など抽象的 | 技芸など具体的 |
学習スタイル | 経験など様々なことから 学べる |
繰り返し稽古 レッスンを行う |
言葉のルーツ | 真似る | 慣れる |
ということなのだそうです。
【学ぶ】と【習う】どちらが得意ですか?
バレエは習い事…
指導者に技芸を教えて貰って、
上手に出来るようになるまで
何度も繰り返し練習して慣れていくものです。
基本的には【習う】ものと言えます。
そして、日本人…とくにバレエをやる人は
この【習う】が得意な人が多いように思います。
コツコツ真面目ですしね♪
じゃあ、バレエに【学ぶ】は必要ない?
私は、バレエがどんどん上達する人、
伸びるのが早い人は、
【学ぶ】のが上手な人だと思うんです。
上記の『学習スタイル』にあるように、
学ぶのが上手な人は、
《先生から言われたこと》以外にも
様々なものからバレエに必要なことを吸収して
糧にできるんですよね。
例えば、バレエをやっている人で
ピラティスだったりその他のボディワークを
実践されている人って多いと思います。
私が教えているバー・アスティエなどもそうです。
その時に【習う】しかできない人は
習ったことは真面目に練習するけれど、
バレエはバレエ、ピラティスはピラティス…と
それぞれ別ものとして考えてしまい、
お互いに上手く活かして取り入れるのが
苦手だったりします。
反対に、【学ぶ】が上手な人は、
ピラティスのこの身体の使い方は
バレエのあの時に使えるな!
バー・アスティエのこの動きって、
バレエのあの動きと同じだよね。
じゃあ、ここを注意しながら踊ると良いかも!
というように、
習ったことを自分の中で消化して
応用することができるんです。
また、バレエの中でも
一つアドバイスされると、それを
この動きにもあの動きにも当てはまる!
と気づいて直すことが出来たりします。
《1を聞いて10を知る》
ってやつですね♪
なので、私はバレエ上達には
【習う】も【学ぶ】もどちらも必要と考えます。
どちらもバランス良く使うことで、
正しい知識・技芸を身に付けつつ、
バレエのレッスン以外の時でも
どんどん上達してしまう、という
最強コンボができるんですよね。
「バレエは頭が良くないと上手くならない」
って、子どもの頃によく言われました。
それは、学校のお勉強的なことではなく、
【学ぶ】チカラのことだったのだなと
教える側になって実感しています。
ですので、
大人バレリーナ徹底改造3ヶ月コースは、
通常のバレエレッスンでは習いきれない
細かい部分・今さら聞けないコトまで
習い(教えてもらい・身につくように繰り返す)、
コース受講後もずっと上達し続けられるように、
自分で考える力・練習のし方などの
学び方も習得できるように作っています。
自分からどんどん学びとっていける人、
またそうなりたいと思っている人、
お待ちしています!!
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