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「お腹が抜けてる!」
「お腹出さない!」
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レッスン中にこんな注意を受けたことはありませんか?
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もちろん、私はあります(笑)
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かつての私は、先生にこう言われると
息を吸ってお腹を引っ込めたり
お腹を固くしてみたりしていました。
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でも、それだと息が止まるんですよね。
なのでしばらくすると元通り。。
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そしてまた、先生から
「お腹!」の声が飛んでくる訳です。
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では、どうすれば
バレエでいう《お腹が引き上がった》
踊りながら使える腹筋が保てるのでしょうか。
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答えはココ!
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肋骨(あばら)と骨盤の間を
空け続けておくこと。
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お腹を凹ませてギュッと固めるのではなく、
縦方向に伸ばして使うんです。
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バレエでは、腕も脚も首も…全身を
そのように《細く・長く》保ちながら踊ります。
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そうすることで、ゴムのようにしなやかに
また見た目にも美しく筋肉を使うことができます。.
しか〜し!立っている状態では、
あばらと骨盤を離すといっても
感覚が掴みにくいかも知れません。
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そういう場合は、一度、床に座って
身体の横に手をついてみて下さい。
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手をついて床を押すと、
上体を持ち上げることができて
理想の姿勢を作りやすくなります。
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座って出来るメリットは、
手で床を押して身体を支えられること。
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バー・アスティエのレッスンでも
床に座った姿勢でエクササイズする時は
いつもこのあばらと骨盤の間を空けた状態を
キープしながら動いて頂きます。
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そのようにして
あばらと骨盤の間を離す感覚が掴めてくれば、
立った状態でも同じ使い方が出来るようになってきます。
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以前、背すじが伸びず、
お腹を潰した姿勢で座っていた
バレエをされていないマダムがいたのですが、
バー・アスティエを始めて1〜2ヶ月で
すらっとした美しい姿勢で
イキイキとレッスンを受けて下さるようになりました。
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自然に体幹が鍛えられてられきたんですよね。
そういう姿を見るのがすごく幸せです♡
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皆さんも、
踊れるお腹の使い方、試してみて下さいね♪