今日は、大人バレリーナ徹底改造3ヶ月コースでも
必ずお話ししている、ストレッチの極意…
ストレッチをする際に一番大切なポイント
をお話ししたいと思います♡
ストレッチで大切なことって何だと思いますか?
- 弾みをつけずに、ゆっくりと行う
- 呼吸を止めずに行う
- 伸ばしたい場所を意識しながら行う
すべて聞いたことがあるかも知れません。
でも、それはどうしてなのか理由が分かりますか?
理由まで知っておくと、
ポイントを忘れたりせずに
安全に効率よくストレッチができますので
それぞれの理由をチェックしてみてくださいね♪
弾みをつけずに、ゆっくりと行う
筋肉は、とても慎重で怖がりなんです。
私たちが怪我をしないように
キケンを察知すると筋肉は固くなって
身を守ります。
ということは、
弾みをつけてギュっギュっと
ストレッチをしようとすると、、、
筋肉はビックリして固くなります。
筋肉は、ストレッチを始めてすぐは、
「伸びても安全なのかな?」
と様子を見ています。
ゆっくりと時間をかけて(1か所30秒くらい)
ジワ~っと伸ばしてあげることで、
「伸びても安全だな。」
と緩んでくるのですね。
ですから、ストレッチは
弾みをつけずに、ゆっくりと♡です!
呼吸を止めずに行う
筋肉は、呼吸を止めて使うと
ギュッと硬くなります。
無酸素運動と有酸素運動って
聞いたことがあると思います。
たとえば、
スピードスケートや短距離走は
無酸素運動。
フィギュアスケートや長距離走は
有酸素運動。
それぞれの選手の体つきを思い出してみてください。
無酸素運動の選手は、
大きなゴリッとした筋肉がついています。
反対に、
有酸素運動の選手は、
細くて柔らかい筋肉がついています。
そう、バレリーナみたいな。
ストレッチで筋肉を柔らかく伸ばしたいなら、
呼吸(有酸素)はマストです!
痛いと息を止めてしまいがちですが、
そんな時こそ、ふぅ~と息を吐きながら
じんわりとストレッチをして下さいね。
伸ばしたい場所を意識しながら行う
ストレッチしたい場所を意識する…
でも、
「ああ、伸びてるわ~」
これではちょっと足りません。
《意識する》を具体的にいうと、
引っ張りっこをする
ということです。
たとえば、
ヒモやロープをピンと伸ばしたければ、
端と端をもって引っ張りますよね。
それを、私たちの筋肉でも同じことをします。
例えば、ハムストリングス(太腿の後ろ側)
をストレッチしたい場合。
ものすご~くざっくり言うと、
この筋肉がくっついているのは、
お尻(坐骨)と膝裏です。
(筋肉はその両端が必ずどこかの関節にくっついています。
そのおかげで人間は関節を曲げ伸ばしできるんですね。)
ですから、
ハムストリングスを伸ばしたい場合は、
お尻(坐骨)と膝裏を引き離すように
引っ張りっこしてあげれば良いのです。
ちょっと難しく言うと、
筋肉の始点と終点にあたる
関節の距離を離すことで、
その間についている筋肉は
より効果的にストレッチされる
ということです。
こうすると、
ただ形をマネしてやっているだけよりも、
より筋肉が伸ばされ、柔軟性もアップしていきます。
この【引っ張りっこ】は、
どの部分のストレッチにも使えます。
呼吸を止めずに、ゆっくりと
引っ張りっこをしながらストレッチ♡
お試しくださいね~!