レッスンで注意されても、
なかなか直せないものの一つが
《カマ足》ではないでしょうか?
以前、カマ足を直す意識付けについて
こちらの記事で書きましたが、
今回は、具体的な練習方法をご紹介したいと思います。
レッスン前に簡単にできる《カマ足の直し方》 大人バレリーナの皆さま、レッスン中にカマ足を注意されたことはありませんか?
カマ足(鎌足)とは? 立ったとき、つま先が内側に曲がる...
カマ足でない、正しい足の状態を
筋肉たちに覚えさせる為に有効なのが、、、
シュル ル クドゥピエ
(sur le Cou-de-pied)
直訳すると『足首の上に』。
クドゥピエと省略されたり、
クッペやクペと言われることも多いです。
調べたら、クッペは動き(切るという意味)、
クドゥピエはポジションをさすので
形は一緒でも正確には違うみたいですが。
で、このクドゥピエには3種類あって、
1.つま先が軸足首の前に触れて、
かかとは足首から離したもの。
(いわゆる前クッペ)
2.つま先が軸足首の後ろに触れて、
かかとは足首から離したもの。
(いわゆる後クッペ)
3.足の裏で軸足の足首をくるむようにする形。
かかとを足首の前にあてて、
つま先を後ろ側へ巻きつける。
この、3番めの足首をくるむタイプのものが、
カマ足を直す練習にぴったりなんです。
太字にした通り、
かかとを軸足首の前にあてて、
つま先を後ろ側へ巻きつける
と、カマ足にしようが無いんですね。
脚の付け根からしっかりアンデオールしつつ、
かかとを前に出すようにすることで、
内くるぶし側を意識して伸ばすことができます。
(カマ足は外くるぶし側が伸びてしまっています)
5番ポジションから、
このくるむタイプのクドゥピエにして、
かかとから動かし始めて5番に戻す
という練習を繰り返してみましょう♪
みずき先生
それに慣れたら、同じ足の形を意識したまま
1の前クッペ、2の後ろクッペの形を
試してみるのも良いですね。
1の前クッペ、2の後ろクッペの形を
試してみるのも良いですね。