コロナ効果(?)で
沢山のご質問をいただいております!
ありがとうございます♡
さっそく行ってみよう~!!
バーレッスンでフラッペをやる理由について知りたいです。
フラッペは実際の踊りの時にどんな風になるのですか?
たとえば、プリエは基本で
ジャンプに活きたり内転筋を集めるという
動きに役立ちますよね?
そのようなことが分かると、
意味が分からずやるよりも身につき、
もっと充実したレッスンに出来るような気がしました。
良い質問ですね!
大人バレリーナ徹底改造3ヶ月コースでは
こういうお話って、よくするんですけど、
普段はなかなかお話する時間もないし
質問する機会もないですよね。
Frappé(フラッペ)
正しくは、バットマン・フラッペ。
「打つ・たたく」という意味です。
これね、念のためネットや手持ちの本を
色々調べたのですけれど、
フラッペのやり方・注意点は書いてあるけれど
「〇〇の為の練習です」
という記述は見つかりませんでした。
なので、以下は私が考えるフラッペをやる理由です。
![この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は 64534290_1635911539875856_4364510869585920000_n.jpg です](https://mizukikazama.com/wp-content/uploads/2019/06/64534290_1635911539875856_4364510869585920000_n.jpg)
フラッペは、オーソドックスなやり方としては、
フレックスにした足を軸足の近くの床に
軽く打ちつけるようにしてから
氷を薄く削るように伸ばしていく動きです。
(つま先は伸ばして空中で行なう場合もある)
このフレックスからのフラッペの動きは、
そのまんまの形で
何かの踊りの中で使うということは
ほとんどありません。(たぶん…笑)
ですが、もちろん意味はあります。
フラッペは、
バーレッスン後半に出てくる
素早いシャープな動きです。
早い動きの中で、足裏をしっかり使って
床を擦ったり、
フレックスやポイントにしたり、
早く・強く動かす動足の動きに負けない
軸足や体幹を作っていきます。
また、身体の表面の筋肉を固めてしまって
ぎこちない動きにならないように、
軸足を床に突き刺して・上体は伸び上がり続けて
という上下の引っ張り合いも必要です。
この記事で書いたように、
内腿を張り続ける(アンデオールし続ける)
意識も必要になってきますね。
![](https://mizukikazama.com/wp-content/uploads/2020/03/89384405_208375110376219_8275891604133249024_n-320x180.jpg)
という訳で、フラッペは、
【1】素早く動かす足に負けない
軸足と体幹をつくる
↓ ↓ ↓
身体のコーディネーションを良くする
【2】内腿を張ったまま素早く足を動かす、
腿~膝、膝~つま先を分けて動かす
↓ ↓ ↓
前・横・後のグリッサードなどにも繋がる
という為の練習なのではないでしょうか。
レッスンがお休みになっている今、
こういうことを考えるのも
上達に役立ちそうですよね♪
フラッペはこの為の練習だよ!と
文献を読んだことがある方がいらしたら、
是非教えてください!!
《追記》
生徒さんから、メールいただきました!
ネットに『アレグロの練習になる』と
聞いたことがあると書いてありました!
とのことです。
確かに…それです!!
上に書いた、
・足を速く動かす
・それに負けない体幹をつくる
などは、まさにアレグロに繋がりますね~!!
くぅ~~、アレグロの一言が出なかった自分が悔しい(笑)