以前、バレエクラスを始める前に
ウォームアップをかねて、スーパーボールで
足の裏をマッサージしたことがありました。
立った姿勢で、ボールを足の裏で踏んで
コロコロするのですが(すごく痛い…笑)
その時に、その場所から動かずにできる人と、
何度もボールが転がって行ってしまう人がいたんです。
この差って何だと思いますか?
![この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は 83304215_303107330693891_9080291102673600512_n-1024x768.jpg です](https://mizukikazama.com/wp-content/uploads/2020/06/83304215_303107330693891_9080291102673600512_n-1024x768.jpg)
実は、その場でコロコロできる人は、
上の写真のように、ボールに対して垂直に
脚から押す力が加わっているんですね。
反対に、どこかに転がっていってしまう人は、
下の写真のように
ボールに対して脚からの力が斜めになって
しまっているんです。
![この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は 102848903_2683924028494165_2614712936605679616_n-1024x768.jpg です](https://mizukikazama.com/wp-content/uploads/2020/06/102848903_2683924028494165_2614712936605679616_n-1024x768.jpg)
この、ボールが転がっていかない立ち方、
足の裏全体にしっかり圧をかけられる立ち方が
いわゆる《床を押せている》状態です。
立つことって、普段ほとんど意識せずに
当たり前にやっているからこそ、
バレエにおいても意外にスルーされてしまいがち。
ですが、正しい立ち方ができると、
床をしっかり押すことができ、
床をしっかり、まっすぐに押すことができると、
その反発力で骨盤の位置が高くなり、
バレエで言う《引きあがった》状態になります。
ここをスルーして、色々なテクニックを
入れようとしても、どこかで躓いてしまいます。
脚に負担がかかって、
痛くなったり・疲れすぎたり・ケガにつながったり
なんてことになりかねません。。。
まずは、正しい位置に立って、
床をまっすぐに押せるようにしましょう。
スーパーボールでコロコロ、
やってみて下さいね!
![この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は 101964464_248083909975761_4092088708977655808_n-768x1024.jpg です](https://mizukikazama.com/wp-content/uploads/2020/06/101964464_248083909975761_4092088708977655808_n-768x1024.jpg)
上がまっすぐ。下はつま先のほうに重心かけすぎ。
上の写真に位置で立つと、
勝手にお尻の下がキュっと締まり、
背が高くなったような感じがします。
(軸足が一番長い状態になるので、
実際に下の写真のような立ち方よりも
背が高くなっているはずです。)
重心の位置については、
こちらの記事もご参照くださいね♪
![](https://mizukikazama.com/wp-content/uploads/2019/04/56890461_2148993405192535_1215304414227595264_n-320x180.jpg)
![](https://mizukikazama.com/wp-content/uploads/2019/03/floor-320x180.jpg)