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来週で、第8期の大人バレリーナ徹底改造3ヶ月コースが終了します。
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コースの中でいつも伝えているのが、
色々なバレエの動きの
注意点や意識すべきところを
自分で分かるようになってね
ということです。
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それが分かっていれば、
今すぐにその動きが完璧に出来なくても、
自分で自分のコーチになって
どんどん上達していくことが出来るからです。
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だから、レッスン中に
「この動きの時は、何に気をつける?」
と質問してみるのですが、
なぜか皆、いつも同じことを答えてくれるのです。
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引き上げる!
アンデオールする!
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…うん、正解。。。
正解ではあるんですが〜、、、
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引き上げとかアンデオールって、
あたりまえと言いますか、、
バレエでは常にやっているべきことです。
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皆さんには、もう一歩進んで
解像度を上げた(細かい部分にフォーカスした)
意識をもって頂きたいんです。
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どういう事かというと。
《デヴロッペ・ドゥバン》を例にとってみます。
(パッセから脚を前に上げていく動き)
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床を押す
引き上げる
つま先を伸ばす
アンデオールする
といった注意点が思い浮かぶと思いますが、
それは先ほども書いたように
デヴロッペに限ったことではありませんよね。
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それをもっと細分化してみたいんです。
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では、
《前にデヴロッペ》するときの
動きと注意点を文字に起こしてみましょう。
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①ドゥミポアントを通過してクッペ
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②クッペを通過する
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③パッセを通過する
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④前に脚を伸ばしていく
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⑤脚を高く上げ続ける
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⑥脚を下ろしていく
①かかとを上げていく前に、
まず軸足で床を押す
②カマ足注意!かかとを前に押し出し、
軸足のくるぶしに爪先をつける
③膝を上に上げるのではなく、
横方向に遠くに張る。
骨盤は傾かない=お尻を上げない
④かかとから動き始め、
膝は横に張っておく
軸脚は床を強く押していく
⑤背中が倒れないよう引き上げる。
脚を遠くに伸ばし続ける
⑥下ろす時も重力に逆らって、
遠くにポイントする
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このように、動きの流れにしたがって、
細かく注意すべき点が出てくると思います。
(まだまだ足りないくらい)
たくさん出せれば出せるほど良いです!
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同じ《デヴロッペ》という動きでも、
前に出す時と、後ろに出す時では
気をつけるべき点は違うはずです。
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いつものレッスンの中で、
皆さんの先生が
《どの動き》の時に《どんなこと》を
注意してくれているかを
細かくチェックしておきましょう。
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毎回それを注意されなくても
自分で意識できるようになれば
勝手にどんどん上手になっていきます♡
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もちろん、はじめは全部をイッキに
でなくても大丈夫です。
だんだん意識しなくても自然に出来るようになる
部分が増えてくるはずなので。
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自分が苦手な部分や、いつも注意される部分に
集中して気をつけていけばOK。
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さらに!
頭の中でも、紙に書いても良いので、
その動きを知らないバレエ初心者さんに、
先生になったつもりで動きを解説してみて下さい♪
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人に教えることで(想像の中でも)、
その知識・技術がさらに自分の中に定着します。
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人に正確に伝えるのって、
曖昧なままだと出来ないんですよね。
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言語化しようとすると、
自分がまだ理解しきれていない事が分かったり、
分かっている事も改めて整理できたりします。
レベルが1upも2upもしちゃいますよ!
…
是非やってみて下さい♡