どんどん上達する練習方法

今まで沢山の大人バレリーナの方を見てきて、
どんどん上達していく人と
何年経ってもあまり変化のない人、
それぞれの特徴が分かってきました。

色々なポイントがありますが、
ひと言でまとめると、、、

自分で考えて動くことができるかどうか
　

先生の注意やアドバイスを
素直に受け取ったうえで、

・そのアドバイスの本質を理解することができる
・他の動きにも応用できる

この力があるがどうか？が
上達のスピードを決めると思っています。

ひとつずつ説明していきますね。　

アドバイスの本質を理解する

バレエのレッスン中、先生は大忙しです。

沢山の生徒さんの動きをチェックしながら
短い時間の中で適切な注意を
シンプルな言葉で分かりやすく伝えます。

さて。
ここで、時々問題が起こります。

動きの中でパっとアドバイスをする為、
その言葉の意味が正しく伝わらなかったり、
間違った解釈で取られてしまうことがあるんです。

これは、指導者側も適切に伝わるように
表現方法を工夫する必要がありますが、

生徒側も、
その注意の本質をつかめるようになることが
上達の近道となります。

たとえば、
ピケアラベスクをした時に、
生徒さんの軸足の膝が曲がっていたとします。

先生は、「膝～！！」なんて注意をするかも。。

そこで、膝だけを伸ばそうとするのは
表面的にしか理解していることになりません。

もちろん、膝は伸ばして欲しいのですが、

どうして膝が緩んでいるのか？
膝を伸ばすには何が必要か？？

を考えられることが大事なんです。

それは、
床をしっかり押して
軸足の上にきちんと立てていなかったり、

引き上げが足りないことが原因だったり
するのですが、、、

このように、
膝のことを注意されたとしても、
本当の原因はもっと別のところにある
ということが多々あります。

　
という声が聞こえてきそうですが、
それを少しずつ理解できるようになることが
上達につながってくるんです。

床を押す感覚をつかむ方法　「床を押して立って！」「もっと床を押して！」 レッスンで、このような注意を受けたことはありませんか？ 床を押して立つことが出来ると、...

他の動きにも応用できる

この応用力がないと、
ずいぶん遠回りすることになってしまいます。

１つのアドバイスは、
その時にやった動きだけでなく、
その他の色々な動きにも使えるはずです。

先ほどの例で言うと、
ピケアラベスクの時だけでなく、
ピルエットの時もシャッセからポーズする時も
色々なシチュエーションで使えます。

ピケアラベスクの時にだけ
先生のアドバイスを思い出す人と、
その他のシチュエーションにも応用する人、
どちらが上達が早いかは明らかですよね♪　

この、
本質をつかむ力と応用できる為の知識
をつけてもらうのが、
大人バレリーナ徹底改造3ヶ月コースの狙いです。

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自分でできることは自分で学ぶ

これは余談ですが、
（とくに初心者さんの場合）
上達する為に自分で学ぶべきエリアがあります。

それが、
バレエ用語やレッスンの一般的な流れ
です。　

これは、レッスンの順番（アンシェヌマン）や
振り付けを早く覚える為にも必要なこと。

バレエ用語が分かっていないと
そこで引っかかってしまい、
順番どころではなくなってしまいますし、

プリエのあとは、タンデュ、デガジェ、
ロンデジャンブ…と進んでいくという流れを
なんとなくでも分かっていると、
順番も落ち着いて覚えることができるはずです。

バレエ用語は、ネットで検索することもできますし、
書籍もたくさん出ています。

レッスンの流れは、
バレエのレッスンCDを買ってみるのも良いですね。
音楽を聴きながら自習もできますし、
どのような流れでレッスンが進むのかが
よく理解できると思います。

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楽しみながら
どんどん上達していってくださいね♡

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