QOL(Quality of Life)
通常は、生活の質のことですが、
私たちはバレエのQOL
Quality of Lessonを上げたいですよね♡
今日は、私の考える
バレエのQOLの上げ方、
そして上達が速くなるレッスンの受け方
についてご紹介したいと思います。
さっそくいってみましょう!!
Contents
1.先生の注意の意味と意図を正しく理解する
先生がいくら良いアドバイスをくれても
受け取る側がその意味を正しく理解できていないと
良い方に変わっていくことはできません。
でも
バレエ特有の言い回しや表現だったり、
見た目だけを指摘する注意だったり、
すごく感覚的イメージ的な注意だったり
文字通り受け取っても
上手く活かせないことも多いんですよね。。
もちろん、指導者が分かりやすく伝える努力を
するべきではあるのですが・・・
レッスンを受ける側も、
ときには優秀な翻訳家となって
解剖学的・バレエ的に正しく
自分にフィットした注意として理解できると
とっても上達が速くなります。
その為には、バレエの基本や身体の使い方を
しっかりと理解しておく必要がありますよね♡
この辺りは、
【大人バレリーナ専門オンライン講座】
~バレエ上達の秘密11Message~
で詳しくお伝えしています。
2.自分の感覚と実際の動きのズレを減らす
このズレが大きいほど、発表会後に買った
DVDを見てショックを受けることに…!
というのは冗談ですが、、、(^^;)
自分が思っているほど、
膝や爪先が伸びていなかったり、
大きく踊っているつもりだったけど
意外とそうでもなかったり、
気づいていなかったけど
すぐに下を向いてしまう癖があったり、
人間、自分の感覚と理想の動きには
どうしてもズレがあります。
それを修正してくれるのが、
先生の目であり、鏡であり、
ときには動画や、発表会後の写真やDVD
です。
ただ直されるだけ、鏡を見るだけでなく
「ズレを修正する」という意識があると
また違った見え方ができてくると思います。
また、発表会で踊る演目の曲や
レッスンCDなどを聴きながら
イメージトレーニングをするのも効果的。
呼吸するタイミングや気をつけるポイントなど
事前にしっかり予習できるので
貴重なレッスン時間を有効に使うことができます。
3.失敗した理由を検証して、修正しながら練習を繰り返す
ビジネスでもPDCAサイクルが
大事だよ~って言いますよね。
Plan(計画)
Do(実行)
Check(評価)
Action(改善)
これを繰り返すことによって
継続的に改善を繰り返していける、
というものです。
バレエでも同じ。
イメージトレーニングや
動画やバレエ本でのお勉強はP(計画)
レッスンで実際に動くのがD(実行)
上手く出来たか出来なかったかを
振り返ってみるのがC(評価)
そして、出来なかったことを
改善しながら練習をするのがA(改善)
PやDで止まってしまっていませんか?
(やりっぱなし~)
やみくもに同じことを同じやり方で
繰り返していると、
それがもち間違ったやり方だったとしたら
下手になる練習をしているようなもの。。。
(筋肉は繰り返したことを覚えちゃいます)
なので、頭を使って意識的に
C(評価)とA(改善)をしながら練習しましょう!
そうすることで、
1回1回の質が上がっていきます(^^♪
4.気をつけるポイントを意識しながら動く
気をつけるポイントを意識しながら動く
これは【3】と重なりますが、
ただ惰性でレッスンをこなしていても
残念ながら上手にはなりません。
「今日は引き上げを頑張ろう!」とか
「今週はアンデオールウィークにしよう」とか
毎回自分でテーマを決めても良いですし、
バーレッスンの時のアンシェヌマン(順番)を
ただ順番に追われてやるのではなく、
動きの意味や注意点を考えながら意識的に
レッスンしましょう。
バーレッスンで正しい準備をしておくことで
それがセンターレッスンや舞台での踊りに
繋がっていきます。
「この動きはここに気をつけなきゃ」
「ここをこの動きにすることで
先生は〇〇を強化してくれてるんだな」
なんて、考えられるようになったら
レッスンごとに上達の手応えが感じられるはず♪
5.アウトプットを前提としてインプットする
ここでいうインプットとは、
レッスンを受けたり、自分なりに
書籍やネット・外部の講習会など
知識やテクニックを増やす行動のことです。
「学ぶ」ことって、楽しいですよね。
ときに大人になって自分の好きなことを
勉強するのって、本当に楽しいです。
なんですが、
「また一つ利口になった!」で
終わらせないこと。
頭でっかちにならないことが大事。
いくら解剖学などを勉強して
筋肉や骨の名前を憶えても
それを使うべきところで使わないと
踊れるようにはなりませんよね。
インプットして満足!で終わらせず、
必ずアウトプット(実践・行動・踊り)に
繋げるには?を意識しておくことが
バレエ上達の秘訣です。
アウトプットを前提としてインプットすると
そのインプットの質が格段に良くなります。
この記事も読んでみて♪
というわけで、
5つのポイントについて書いてみました。
せっかくの大好きなレッスンですもの、
上質な時間にしていきましょう♪