レッスンをしていると、
「いつもこの動きがやりにくいな」
「なんでこの動きが出来ないんだろう?」
と思うことってありますよね。
今日は、そんなご質問について
考えていきたいと思います。
グリッサードで足を後ろに入れる時、
足がつっかかって上手く5番に入れられず
音に遅れてしまいます。
(普通のグリッサードでは気にならない)
何に気をつけたらいいでしょうか?
この方の書いている
『普通のグリッサード』というのは、
後から戻してくる足を前の5番に入れるパターンですね。
で、その逆の後ろの5番に入れる時にやりにくい、と。
さあ皆さん、それはなぜだと思いますか?
動きを見ていないので想像ですが
『つっかかってしまう』とのことなので、
たぶん、5番に入れてくる足の
アンデオール不足が原因
なのではないでしょうか。
前の5番に入れる場合は、
後ろの足が邪魔になるので
アンデオールを保ちやすいのに比べて、
後ろの5番に入れる場合は、
たとえ足が縦になってしまっても
何にも邪魔されないわけです。
または、アンデオールが緩んでしまう為に
後ろの5番に入れる時に、足が邪魔しあって
『つっかかる』という感じになるのかも知れません。
解決法としては、
前に入れるグリッサードの時以上に
アンデオールをしながら5番に入れる
です。
さらに、もう一つ。
別の方のご質問です。
ロンデジャンブで、デリエール(後ろ)の足を
戻す時に、「1番を通って」と言われますが、
スムーズに戻しにくいです。
いつもひっかかってしまいます。
動脚のアンデオールが維持できていないからですか?
動かし始めはかなりアンデオールを
意識しているのですが…
正解です!!
前から後へ回すロンデジャンブの場合、
アンデオールのキープが一番キツイのが
斜め後ろから後ろにくる辺りではないでしょうか?
はじめはアンデオールを意識していても、
斜め後ろの辺りから怪しくなってきて
1番に戻るときには、アンデオールが
緩んでしまっているのだと思われます。
試しに、ロンデジャンブではなく、
すっごくアンデオールを意識した状態で
後ろにタンジュをして、
1番に戻してみてください。
そんなに、ひっかかる感じはしないのでは?
ということは、
斜め後ろの辺りからが鬼門なんですね。
ここでアンデオールが緩まないように
頑張りましょう。
これをやりやすくするには、
斜め後ろの辺りで息を吸う。
すると、
アンデオールをキープしやすくなりますよ♡