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先日、「プリエが浅い!」と言われる人へ
という記事を書きました。
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その時の趣旨としては、
「実際の深さよりも使い方の問題かもよ?」
という内容だったのですが、
その後、このようなメッセージを頂きました♪
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ポイントになるキーワードが沢山出ていたので
抜粋させて頂きます。
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プリエが浅い浅いと言われ続けています。
自分でもそれが表現の幅を狭めていると感じています。
バーレッスンの時から浅いです。
足首が45度いかないくらいです。
モダンダンスを習っていたときは
アキレス腱が短いと言われていましたし、
今の先生にも
「とにかく、かかとが浮かないように頑張って」
と言われています。
でも、バーレッスンの時から
どう頑張ってもかかとが浮くし、
深くしようとするとお尻が出ます。
どんなストレッチやトレーニングがありますか?
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はい。使い方の問題だけでなく、
バーレッスンの最初のプリエの時から
「浅い」と言われて、かかとが浮いてしまう
ということですね。
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このような場合に考えられるのは、
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などでしょうか。
プリエをすると、
上の写真の赤い矢印のように
アキレス腱とそこに繋がるふくらはぎが
伸ばされていきます。
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その反対に、足首の前側は縮んでいきます。
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なので、
アキレス腱やふくらはぎの伸びが悪かったり、
足首が硬くて曲がりにくいと、
下向きの矢印が上向きの矢印の引っ張りに
負けてかかとが浮いてしまうんです。
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という訳で
・ふくらはぎ~アキレス腱のストレッチ
・足首の前側を縮める練習
が必要になります。
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ふくらはぎ~アキレス腱のストレッチ
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皆さんご存知の《アキレス腱伸ばし》
のようなストレッチでも良いですし、
下記のようなセラバンドやタオルを使ってみても
良いですね♪
セラバンドやタオルを足先に引っかけて、
かかとを遠くに足先が自分の方に来るように
引っ張ります。
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この時に、指先だけを自分の方に向けると
ただの指のストレッチになってしまいます。
指よりももっと足首寄り…指の根元に
セラバンドを引っかけて、
足首の前側から曲がるように、
かかとを遠くに引き出すつもりで
ストレッチしましょう。
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足首の前側を縮める練習
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プリエの時は、
足首はフレックス(底屈)状態になります。
アキレス腱の方に目が行きがちですが、
足首の前側をしっかり縮ませることが出来ないと
やはりプリエが深くなりません。
写真の赤い「く」の字の角度が重要な訳です。
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この部分の角度を深くしていきたいので、
下の写真のように、片膝を立てて座り、
膝を足先のほうに近づけていくストレッチをします。
この時に、骨の運動軸の関係で
膝はまっすぐ前に向けるのですが、
足先は少しだけ外に向けると
深く曲げていくことができます。
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さらに!!
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プリエの時に、
・かかとが浮いてしまう
・お尻が出てしまう
という人にチェックしてみて頂きたいのが、
プリエの時の重心です。
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たとえば1番ポジションでプリエの時、
土踏まずを潰すように
重心を親指側にかけすぎたら、
前側に倒れるのを防ぐために
かかとが浮いてしまいます。
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また、コース生で
「お尻が出てしまうのが怖くて
プリエが浅くなってしまいます」
という方がいました。
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メッセージを下さった方も同様で、
足首を曲げる代わりに、
脚の付け根の前側を曲げて(倒して)
お尻が出てしまうのですね。
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ですので、
脚の付け根は上に引き上げつつ、
・ふくらはぎとアキレスを伸ばす
・足首の前を縮める
をしてあげて下さいね♡