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今週も個人レッスン祭り!
沢山の方と濃ゆいレッスンを楽しみました♪
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そこでもテーマとなったのが、
「お尻を上げない」
「骨盤と脚を分けて動かす」
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タンジュやパッセ、デヴロッペの時に
お尻が上がってしまう…
そんな時に、お尻を上げずに脚を動かす感覚を
掴んでいただくための方法をご提案しました。
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コレをすると、
・脚を動かす時にお尻が上がらなくなり
・軸足でしっかりと床を押せて
・内転筋(内腿)を使えるようになる
という一石三鳥のNICEな練習方法です。
お尻(中臀筋)が上がってしまう原因は、
・骨盤と脚が一緒に動いてしまう
(股関節がよく動いていない)
・足を身体のすぐそばで上げようとしてしまう
(床を擦るができていない)
・アンデオールしたまま足を動かしていない
ということが考えられます。
これらを3つのステップで修正していきましょう♪
STEP1:段差を使って床を押す練習
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ヨガブロックなど、段差を作れるものを置いて
片足だけ乗せます。
乗っている脚の膝が伸びきるまでブロックを踏んで
乗っていない方の足を同じ高さまでもってきます。
ブロックを踏んで、腰や足の高さを
左右同じにし続けることで、
床を押す感覚を掴むのに効果ありです!
STEP2:お尻の力を抜きながら動かす練習
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ヨガブロック(段差)に乗っていないほうの
お尻(中臀筋)の力を抜いたまま、
脚をゆっくり前後左右に振ってみます。
(パラレルでOK)
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段差によって、動かす脚のほうに
たくさんスペースがあるので、
お尻を上げずに脚を動かしやすくなります。
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骨盤の下の辺りを押さえながら、
股関節から脚を動かすようにしましょう。
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お尻の力を抜く感覚がわかったら、
動かす脚をアンデオールにして
前・横・後ろに動かしてみて下さい。
STEP3:床をしっかり擦る練習
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次はヨガブロックから降りて、
1番ポジションで、ゆっくりタンジュをします。
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軸足で床をしっかり押し続けることで
段差によって作ったスペースと同じくらい
作ってあげましょう。
その時に、動かす足のかかとがすぐに床から
浮こうとしてしまうと、
またお尻が上がってしまいます。
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足の裏についたペンキを床になすりつけるように
しっかりと擦りながらタンジュしましょう。
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かかとが床から浮きはじめるのは、
1番ポジションとタンジュのゴール地点の
中間あたりからでしょうか。
もうつけてられない!という時まで我慢です。
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出した足を戻してくる時も、
同じように床にべったりとペンキを
なすりつけられるように擦りながら帰ってきます。
このように、床をしっかりと擦ることで、
内転筋(内腿)を使って脚を動かせます。
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タンジュの時の「床を擦って」という注意は
耳にタコかも知れませんが、
欲しい効果が生まれるほどには
擦れていない人が多い気がします。
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きちんと足を床に押しつけながら擦ると、、、
↓
骨盤の位置が高くなり
↓
骨盤と足の間にスペースが出来るので
↓
アンデオールもしやすくなり
↓
お尻も上がりにくくなります。
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脚の形にも影響がある部分ですので、
正しいやり方を身につけたいところですよね。
やり方がよく分からない…という場合は、
5/15(日)『テーマ別エクササイズ&バレエ』
にご参加くださいね。
一緒に練習してみましょう!
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ご都合が合わない方は、
個人レッスンも受け付けています。
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ちょっとした身体の使い方ひとつで、
バレエのお悩みがいっぺんにいくつも
解決できてしまうことがあります。
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脚を動かす時にお尻が上がってしまう人、
床を押す感覚が分からない人、
内腿を使う感覚が分からない人は
ぜひ試してみて下さいね♪