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昨日から、受付スタートしました
『テーマ別エクササイズ&バレエ』ですが、
ちょうど2年前の1月も同じテーマだったようです。.
前回の内容が紹介されていますので、
再度掲載させていただきますね♪.
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今日は、
【大人バレリーナの為のバー・アスティエ+バレエ】
を開催しました。
1月のテーマは、しなやかな上半身。
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前半は、上半身をしなやかに動かす為の
エクササイズからスタートし、
呼吸との連動や、
大きな動きでもグラつかない下半身を意識して
バレエに繋がるようなレッスンを。
後半は、呼吸と上半身を意識しながら
バーレッスンを行いました。
最後はセンターレッスンで、アダージオ。
上半身をたっぷり使って
短いながらも《踊って》頂きましたよ♡
バレエでは、背中を反らせたり、
上体をねじって使うエポールマンをしたり
上半身を動かすポーズも多いものです。
皆さんも、上半身を大きく使って
しなやかに優雅に踊りたいですよね?
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でも、
「上半身が硬くて思ったように動かない!」
「上半身にまで意識が回らない」
「どうやって上半身を使うのか分からない」
と思うことはありませんか?
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今日は、本日お話しした内容を
参加者さんの為の復習も兼ねて
まとめてみたいと思います。
上半身をしなやかに動かす為の3つの条件
私は身体が硬いから、上半身の使い方が苦手…
と思っている大人バレリーナの皆さま!!
上半身のしなやかさは作れます!!
上半身を柔らかくしなやかに動かすには、
下記の3つのことを気をつけてみましょう。
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1.骨(脊柱)の配列が正しく整っていること
上半身をしなやかに動かすには、
背骨(脊柱)を丸めたり・反らしたり、
ひねったり、ひねりながら反ったり
など、色々な動きをする必要があります。
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背骨をたくさん動かすときに必要なのが、
骨の配列が整っていること、なんです。
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たとえば、首を少し前に突き出して
いわゆる猫背の姿勢になってみて下さい。
その姿勢のままで、
首を左右にゆっくりと動かしてみましょう。
次に姿勢を正して、肩の上に耳が乗る位置で
もう一度首を左右に向けてみて下さい。
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どちらが、たくさん動かすことができましたか?
良い姿勢(配列が整った状態)のほうが、
可動域が広がったと思います。
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これは、首だけでなく
上半身をひねるエポールマンのときも
同じことです。
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きちんとした立ち方が出来ていないと、
上半身を大きくしなやかに動かせない
ということですね。
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2.呼吸をうまく使うこと
息を止めたまま上半身を動かそうとしても、
硬い動きになり、可動域も狭くなります。
深呼吸をすると、自然に胸が動きますよね。
その当たり前の動き(つながり)を
無視してしまったり、無理やり止めてはいけません。
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息を吸ったときに、
胸郭が広がり身体が引きあがる感じ
息を吐いたときに、
胸郭が狭くなり上体がリラックスする感じ
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これを上手に使うことで、
ロボットのようにならずに
しなやかな踊りができるようになります。
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3.下半身を安定させること
上半身を大きくしなやかに動かそうとしても、
土台となる足た骨盤がグラグラしていては、
危なっかしくて伸び伸びと動けませんよね。
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雑巾を絞るときは、
右手と左手が反対方向に動きます。
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それと同じで、
上半身を大きくひねりたかったら、
下半身はそれについていかないように
キープしなければなりません。
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伸びやかでしなやかな上半身の動きは、
安定した下半身から生まれます。
身体が硬いから、上半身が動かない…
と思っている人は、
もしかしたらこの3つのポイントのどれかが
上手くいっていないのかも知れません。
上半身を大きく使ってしなやかに踊るには
最後に、
上半身を大きく使ってしなやかに踊るには 、
順番・振付を覚えていることが
最低条件です(キリッ!!)
もちろん、上半身のことに限りませんが、
順番が曖昧で、人を見ながら…では
大きく伸び伸びとなんて踊れません。
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自分の身体の中から
振付が沸き上がってくる位で初めて、
顔の向き・目線・上半身の表現に
気を配れるようになる
のではないでしょうか。
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動きや音取りに少しでも曖昧なところがあると、
動きも小さくなってしまうし、
視線も定まらずキョドっちゃうんですよね(笑)
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今日のクラスに参加した方は、
それがよく分かったのでは??
しなやかで優雅な上半身は
バレエの醍醐味♡
ぜひマスターして下さいね♪
https://mizukikazama.com/astieballet/