.
皆さま、《お尻の下》を使えていますでしょうか?
.
アンデオールが正しくできていると
お尻の下と太ももの境目のところがキュっと締まる、
例の使い方です。
.
股関節から脚全体を回して、
その外旋を保ったままタンジュやルルベをしていますか?
.
.
バーについた最初だけは良い感じに立てていても、
動き始めるとお尻の下がほどけてしまうこと
ありますよね。。。
.
それだと、アンデオールを保てていない…
ということになってしまいます。
.
いくら身体に柔軟性があっても、
アンデオールの為のストレッチをしていても
このような、お尻の下の使い方ができないと
力が外側に流れてしまい、脚も太くなるばかり。
バレエは内側に力を集めて踊れないといけないのです。
.
.
正しくアンデオールすること、
そしてそれを保ったまま踊ることは
バレエ人生を変えてしまうほどの違いを生む
と言っても過言ではありません!
.
あ、でも。
こういう話をすると誤解される方も多いのですが、
お尻の下のキュっが緩む動きもありますよ。
.
プリエした時や、脚をドゥバン(前)に
上げていった時などは
お尻の下が伸ばされるので、
キュ!はなくなります。
.
そして、キュ!と締まるのは、
中殿筋(お尻の外側上のほう)ではなく
お尻と太ももの境目であることも大事なポイント。
.
.
お尻の下のほうの筋肉とは、
深層外旋六筋を指します。
(梨状筋・上双子筋・下双子筋・内閉鎖筋・外閉鎖筋・大腿方形筋)
.
中殿筋を使いすぎると、逆にアンデオールが
しにくくなってしまうので注意が必要です。
.
お尻を緩めてあげたほうが、
股関節から脚を回しやすくなるんですよね。
.
・・・なんて文字だけで読んでいると
余計に混乱しちゃうわ!!という方は、
ぜひレッスンを受けに来て下さいね。