たとえば、ピルエットを何回転もしたり、
180度開脚してグランパデシャを跳んだり、
そういう派手な技が出来なくても
身体能力を飛躍的にアップしなくても
バレエが上手に見えたら嬉しいですよね♡
今日は、そんな
《派手な技が出来なくても、
踊り上手に見えるポイント》
について書いてみます。
それが、、、
つなぎの動き
です。
つなぎの動きとは、
パとパの間をつなぐ動きのこと。
ここが、正しくできているか?
丁寧に動いているか?で
踊りの見え方がまったく変わってくるんです。
つなぎの動きには、
グリッサードやパドブレなど
色々なものがありますが、
今日チェックしたいのは、もっとシンプルで
基本的なところです。
Contents
5番ポジションを通る!
踊りの最中に、
・5番ポジションをきちんと通ること
・正しい5番ポジションに入れること
で、踊りが丁寧に美しく見えます。
5番ポジションは、
1つのパの最後の動きであり
次のパのスタートの動きです。
(まさに「つなぎ」ですね♪)
ここで正しいポジションを通ることで、
次の動きが格段にやりやすく、
また美しく動けるようになります。
意識的に、丁寧に
きちんとアンデオールした5番を
通りながら踊ってみて下さいね♪
プリエをきちんと!
プリエって、踊りの色んなところに出てきます。
その時のプリエ、きちんと意識して出来ていますか?
プリエの意識とは、、、
- 骨盤は真っ直ぐのまま
- 膝は爪先と同じ方向に曲げる
- 上半身は沈み込まないように上に伸び上がる
などなど。
皆さん一度は注意されたことのある部分だと思います。
とくに、3つめの
「上半身は沈み込まない」はウマ見えの重要ポイント(笑)
脚の筋力をきちんと使えていないプリエは
膝カックンのように、ガクっと下に落ちてしまいます。
反対に、
上半身は上に伸び上がりながら、
スピードをコントロールしながら膝を曲げると
次の動きにも効率よく移行できるし、
なにより洗練されて見えるのですよね♪
下を見ない!
つなぎの動きだけではありませんが、
とくにつなぎの動きの時に起きてしまう現象…
それが、
「下を向いてしまう」ということです。
身に覚えアリ、の方も多いのでは?
実は私も以前は、相当意識しないと、
つい下のほうを見てしまっていました。
なんでか分かりませんが、
床を見ると安心するんですよね〜笑
たとえば、
移動やつなぎのステップの時
5番ポジションに戻ってくるほんの一瞬
ちょっと失敗してしまった時や
自信がない時
足元を見てしまいがちです。
この癖、小さなことなんですが、
一瞬で踊りを台無しにしてしまいます。
これは《癖》なので、
慣れるまではかなり意識しないと、
ついやってしまいます。
普段のレッスンの時から、
そして日常生活の中でも
気をつけてみて下さいね♡
こういう、「えいやっ!」っていう大ワザ(笑)
以外の部分の美しさ・丁寧さが
言われないと気付かないかも知れないけど、
見る人が見たら、歴然と差が分かってしまう部分。
もしも、
「先生のお手本と何か違う…」
「な〜んか、バレエっぽくないのよね」
と感じることがあるとしたら、
こういう部分なのかも♡