バレエのレッスンは、
オーソドックスなところで
1回90分くらい?
毎日レッスンしたとしても、
1週間で10時間半。
週2回だと、
1週間でたったの3時間。
ほとんどの人は、レッスン以外の
普通に生活している時間のほうが長いのです。
バレエのレッスン中に、
「お腹を引き上げて、背すじを伸ばして…」
と気をつけても、
オフィスで座っている時
電車の中で立っている時
お家でくつろいでいる時
食事中・・・
そんな日常生活の中で、
ずーっと背中を丸めて
お腹もお休みしていたら、、、
そりゃあ、なかなか身につきませんよね。
レッスン中に気をつけてはいるんですが
引き上げを保てません
軸が弱いです。。。
って、当たり前です!(辛口)
もちろん、エクササイズが出来たらベストですが、
それ以外にも日常生活に紛れて、
・姿勢を良くする
・体幹を強くする
・バレエの身体の使い方を身につける
そんな方法があるんです!
日常生活の中でできるバレエの意識
良い姿勢を保つ
良い姿勢=疲れる姿勢
と勘違いされている方が多いのですが、
本来、良い姿勢は人間の自然な状態です。
ムリに胸を張って
「気をつけ!」の姿勢をとるのではなく、
自然なS字カーブを保った状態で立ちましょう。
どこかの筋肉だけが頑張って、
他の筋肉はいつもお休み状態…
これが、肩こり・腰痛だったり、
お腹ぽっこりや垂れたお尻の原因です。
バレエのレッスンで、先生に
「お腹~!!お尻~~!肩下げて~!!」
って注意されていませんか?
まずは、これをやってみましょう。
【5つのポイントを真っ直ぐに並べる】
横から見たときに、
耳・肩・大転子(股関節)・膝・くるぶし
を一直線上に並べて立ちます。
これを、電車の中でも駅のホームでも
立っている時に意識してみて下さい。
これだけで、スラっとした
バレリーナらしい姿勢になってきます♡
体幹を強くする
こちらの記事でも書きましたが、
バレエで欲しい体幹の強さや腹筋は、
ガチガチに固めたムキムキの筋肉
ではありません。
脚を高く上げるときにも、速い動きにも、
柔軟に対応できる、しなやかな軸が欲しいですよね。
このような筋トレをしなくても、
普段から出来ることがあります。
それは、、、
【骨盤とあばら骨の間を空けること】
ここを、ぐるりと360度
空間を広々保っておくことで、
インナーマッスルが鍛えられます。
バレエで使う細く長い筋肉・
引き伸ばしながら動ける筋肉です。
自動的に猫背でもなくなるはず。
これも、立っている時、
オフィスで座っているときも意識できますよね♪
重力に逆らう
最後になりましたが、これがとっても重要!
バレエの身体の使い方の真骨頂です。
妖精のように体重を感じさせない
ジャンプや着地。
優雅で堂々とした立ち居振る舞い。
これらは全て、
重力に逆らいながら
身体をすみずみまでコントロールしながら動く
ことで作られています。
グランバットマンした脚も
そのまま重力に任せていたら、
ドスン!と床に落ちてきてしまいますよね。
そうならないように、
脚を下ろしながらも、重力に逆らって
空気を押すようにコントロールしながら下ろす。
こういったことも、
日常生活で取り入れてみると
洗練された優雅な立ち居振る舞いになると同時に、
バレエの身体の使い方をより深く理解できるようになるでしょう。
たとえば、
イスに座る時に、お尻をドスンを下ろすのではなく
下に下がっていくのだけれど、
上に伸び続ける意識も持っておく。。。
優雅に座れそうですよね?
これも、プリエなどと同じ身体の使い方です。
このように、
バレエの身体の使い方を日常生活レベルでも
意識する方法は沢山あります。
筋トレやエクササイズ以外にも
出来ることはいっぱい♡
このような、バレエの動きを日常に活かすヒントを
たくさんお伝えしながら、
姿勢と身体を整え、立ち居振る舞いまで美しくする為のレッスンが、
『バレエ講師が教える!誰でもなれる春美人 スタイルアップ講座』です。
バレエをしている方にも
目から鱗のヒントがいっぱいですよ♪
ぜひご参加くださいね♡