プチソー(シャンジュマンなどの小さいジャンプ)や
アレグロの時に、
「きちんとプリエして」
「踵(かかと)を床につけて」
などの注意を受けたことはありませんか?
バーレッスンの時や、ゆっくりの動きなら
きちんと踵が床についたプリエができるのに、
速い動きや連続した動きになると
踵が上がってしまうのはなぜでしょうか。
みずき先生
バーレッスンの時にできるなら、
アキレス腱が短いせいではなさそうですね?
アキレス腱が短いせいではなさそうですね?
先日のバレエクラスでご質問をいただき、
「すごく腑に落ちました!」
と言われた《踵が上がる理由》をシェアしますね。
速い動きや、アップダウンを繰り返す動きで
プリエした足の踵が上がってしまう原因は、、、
引き上げができていないから。
シャンジュマンを例にとってみましょう。
ジャンプの後は、プリエで着地します。
その時に、引き上げが不十分で
身体が落ちていたらどうなるでしょう?
次のジャンプがとても大変になります。
音に遅れてしまうかも知れませんよね。
すると、
「踵を床まで下ろしている時間がない!」
と踵を上げてしまうんです。
身体を引き上げる代わりに
踵を上げてしまっているんですね。。
プリエの時に、踵を上げたままにしていると
怪我のリスクもありますし、
ふくらはぎにも要らない筋肉がついてしまいます。
踵を踏めていないと、
床を擦ることもできないので、
蹴りだす足も弱くなってしまう為
ジャンプは高く跳べないし、
アレグロもふわふわ・チョコチョコした動きに…!!
ジャンプやアレグロの時は、
身体をしっかりと引き上げておいて下さいね♡