レッスンを頑張れば頑張るほど、
ガチガチの硬い筋肉がついて、
脚が太くなってきちゃった…
というお悩みをよく聞きます。
これは、身体の外側に力を入れて
ギュッと縮めて使っていること、
そして、アンデオールが出来ていないことが
原因です。
インナーマッスルと呼ばれる身体の内側の筋肉や
内腿の筋肉などは、
鍛えても大きく発達しすぎることはありません。
ですが、外側の筋肉は、鍛えれば鍛えるほど
大きくガチガチ・モリモリと育ってしまいます…。
大きすぎる筋肉は、
バレエとしては見た目的にもNGですし
ジャンプや軽やかな動きを邪魔してしまいます。
脚を上げるのにも重たいですしね。。
私たちがつけたいのは、
ほっそりとして、普段は柔らかく
使うときだけ活躍するしなやかな筋肉。
![この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は 100925354_2627558077502161_1554476001612791808_n.jpg です](https://mizukikazama.com/wp-content/uploads/2020/05/100925354_2627558077502161_1554476001612791808_n.jpg)
今日は、身体の外側の筋肉をギュッと縮めない
身体の使い方や立ち方をチェックしましょう!!
バレエのレッスン以外のとき、
たとえば、信号待ちで立っているときなど
普段の生活では、そんなに筋肉をギュッと
縮めなくても立っていられますよね?
では、なぜバレエになると急に
ギュッとしてしまうのでしょうか。
きっと、片足で立って、
もう片方の足を複雑に動かしたりする為に
「倒れたりグラグラしないように
力を入れて頑張らなくちゃ!」
と、無意識に?自動的に?外側さんが
仕事をし始めてしまう(収縮する)のですよね。
…外側の筋肉さん達の働き方改革が必要そうです(笑)
![この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は endehors2-1.jpg です](https://mizukikazama.com/wp-content/uploads/2019/04/endehors2-1.jpg)
安定して立つ為には、
ギュッと筋肉を縮めてがんばるのではなく、
床に向かって足を突き刺すことを頑張りましょう。
しっかりと床を押せると、
その押した反発力によって、脚は伸びて
骨盤の位置も高くなり、上体は上に伸び上がれます。
すると、常に身体が下と上に引っ張りっこの状態になり、
軸ができて安定します。
骨盤の位置が高くなると、
アンデオールもしやすくなって一石二鳥♡
このように、外へ外へ広がっていくような
身体の使い方をしていれば、
筋肉はギュッと固まらず、
外腿がガチガチになることもないのです。
(筋肉ギュッは、中へ中へ縮めている状態)
つい力を入れてしまいがちな人は、
床を押して伸び上がる
を意識して立ってみて下さいね♪