とくに身体が硬くてお悩みの方に多いのですが、
バレエで上手く出来ない色々を
ぜんぶ柔軟性不足のせいにしちゃう…
ってこと、ありませんか？
ルルベをキープ出来ないのも、
引き上げがよく分からないのも、
ピルエットが回れないのも、
みんな、みーんな、私が硬いせい！って。
私も昔はそうだったので
気持ちは分からなくもないですが、
それって本当でしょうか？
柔軟性にコンプレックスがあると
上手くいかない原因を
そこと結びつけてしまいがちですが、
動きをきちんと考えてみると、
問題は別のところにあるってことも多いのです。
→ルルベをキープ出来ないのは、
重心の位置が違うのかも知れないし
引き上げ不足なのかも知れないし
単純に足の筋力不足かも知れないですよね。
→引き上げが出来ないのは、
姿勢や骨盤の向きが正しくなかったり
床をきちんと押せていないのかも知れない。
引き上げ続ける筋力不足が原因ってことも多いです。
どちらも、柔軟性は関係ないですよね♡
膝が伸びないのだって、
膝裏が硬いから…じゃなくて
引き上げ不足で、膝が伸びるスペースが無いのかも。。
私は硬いから出来ないんだ
（硬いからまだ出来なくても仕方ない）
と思ってしまうと、
別の部分の上達をストップさせてしまう
ことにもなりかねません。
バレエにとって柔軟性は必要ですが、
万能ではありません。
柔らかければ、それだけで上手に踊れる…
ではナイのです。
逆に言えば、
硬くても出来ることって沢山あります。
何か上手くいかない事があったら、
その原因究明を正しくできるようになると
レベルアップが早くなります。
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