昨日は、バー・アスティエ協会で
外部の理学療法士の先生をお呼びしての
解剖学の講師勉強会でした。
zoomで50人以上の講師の顔が
並んだのは圧巻!
久しぶりの同期の顔も見れて嬉しかったです♡
その勉強会でのお話でも出てきたのが、
指導する側と受講側の共通言語が必要だよ
ということ。
たとえば、
「つま先を伸ばして!」と言った時に
指導側が思っている【つま先を伸ばす】と
生徒側が思っている【つま先を伸ばす】は
違ってたりすることがあります。
生徒側は【つま先】と聞いて、
指先をイメージする人も入れば、
足の甲を出そうとする人もいます。
一方、先生は
足首の前の部分~足の甲~指先までの
全部をイメージしているかも知れません。
バレエにおいての【つま先を伸ばして】は、
足首の前の部分~足の甲~指先までを
伸ばして、土踏まずは収縮して、
結果的にアキレス腱やふくらはぎの筋肉も
少し縮みます。
ですが、どちらの思う【つま先】も
部分(要素)で見るか、
全体の関係性で見るかの違いで
間違いではないんですね。
だからこそ、解剖学という共通言語が必要だよ、
というお話でした。
でも、バレエが上手くなりたい!と思った時に
「解剖学にはどちらも正解」だとしても、
「バレエ的に正解」でないと困りますよね。
先生が言っていることを正確に受け取れないと、
つま先を伸ばそうとして、
もしかしたら、指先だけを握るように曲げて
しまうかも知れません。
(それは、バレエのつま先を伸ばすではありません。
指は握っちゃダメ)
で、じゃあ解剖学を勉強すれば良いのか?
というと…困ったことに、
先生側のバレエ的な注意・言い回しは
解剖学的に正確ではないことも多々あるんです…。
(ごめんなさい。。)
もうこれは、伝統というか、
長年の先生から弟子へ受け継がれたものというか、
そもそも芸術家は感覚的だったりしますからね。
(ごめんなさい。。二度目(笑))
だからこそ!
先生の注意の意味を正しく理解して
バレエに繋げる必要があるのです。
昨日の勉強会に参加して、
やっぱり私は先生と生徒の
バレエ語の【通訳】をする使命がある!
との思いを強くしました。
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『大人バレリーナ専門オンライン講座』
では、解剖学的な話も交えつつ、
先生はこう言うけれど、
それはホントはこういう意味ですよ~
お尻のことを言うけれど、ホントは
股関節を直さないとダメですよ~
という事例をたくさんお話ししています。
解剖学的な視点と、
バレエ的な感覚的な視点の両方から
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