今日は久しぶりにテクニック系のお話です。
3ヶ月コース卒業生さんに質問を頂いたので
こちらにもまとめておきます!
ピルエットのアンデオールは回転しやすいけれど、
アンデダンって、うまく回っていかない…
そんなふうに感じていませんか?
コース生さんも、
プレパレーションから立つだけで精一杯で、
そこから回転につながらないとお悩みでした。
というわけで、本日は
ピルエット・アンデダンの3つのコツ
について書いてみますね。
STEP1:プレパレーション
まずは、プレパレーション。
ここで崩れてしまっていると、
当然きちんと回ることができません。
ピルエット・アンデダンの場合、
クロワゼの4番で前の足をプリエにして
後ろの足を伸ばしたところから、
そのまま後ろの足をパッセにして回る場合と、
後ろの足を正面向きでアラセゴンに開いてから
パッセにして回る2パターンがあります。
今回は、この後者のパターンで説明します。
まずは、プリエの足はアンデオール。
そしてお腹は引き上げて胸も起こしておきましょう。
そこからアラセゴンにする時に、
・お腹や肋骨(あばら)は開いてしまっていないか?
・肩と骨盤のラインは平行になっているか?
をチェックしましょう。
ここが崩れていると、次のステップで
まっすぐに立つことができません。
STEP2:パッセで立つ
いよいよ、パッセに立ちます。
プレパレーションでクロワゼ(斜め向き)から
アンファス(正面)になっているので、
パッセになる時は、反対の斜め向きで立ちます。
8番の方向でプレパレーション
↓
1番の方向でアラセゴン&軸足プリエ
↓
2番の方向でパッセ
という感じです。
この時に、
・軸足を床にしっかりと突き刺し、
・軸側の脇も引き上げます。
ウエストの横がつぶれて、軸側に倒れないように!
STEP3:回っていく
プレパレーションに捻りが加わっている
ピルエット・アンデオールと比べると、
アンデダンはパッセに立つだけで止まってしまいがちです。
そこで、軸足のかかとをどんどん回していったり、
上半身(肩・腕・骨盤)も回転に参加させます。
以下は、STEP2のパッセに立つと同時に行います。
・回っていく方向の腕と肩を開く
・回っていく方の骨盤も開いていく
・軸足のかかとの内側を前に前にと送り出す
さらに、
・後からくる方の腕と肩を、回る方向に向かって閉じる
・両肩と胸は開いたままをキープ
・脇が落ちないように両ひじを張る
3つのコツ、と言いつつ
いっぱいチェックポイントがありますが…(笑)
それぞれのステップごとに意識してみて下さいね♡