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バーレッスンの様子を見ていると、
首の前側にスジを立てて、
《良い姿勢》を保とうとしている
頑張り屋さんがいらっしゃいます。
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そういう方は、先生から
「首の力を抜いてー!」
「息してる?」
なんて注意されることが多いのでは?
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大人からバレエを始めた方の場合、
最初は猫背や肩が前に入る《前肩や巻き肩》
になっていることが多いのですが。。
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それを直そうとして、
胸を張ったり、
今までの自分の感覚よりも頭の位置を後ろに
持っていったりと、
【バレエ的立ち方】を意識しすぎてしまって、
逆に、
反り過ぎ
首を後ろに引き過ぎ
になってしまったものと思われます。
↑ 右側のパターンですね、、
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首の前にある胸鎖乳突筋の辺りが
こわばってスジが立っているような場合、
それは後ろに行きすぎています。
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もちろん、下を向いてしまったり、
頭が前に落ちてしまうのは良くないのですが、
頭の位置が後ろにいきすぎてしまうと
後ろ重心になる為、
・バランスが取れなくなる
・お腹が抜けて(伸びて)しまう
・首を自由に動かせなくなる
などの弊害が生まれてきます。
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本来は、背中から首にかけてが
自然な・正しいアライメントで
並んでいるのが理想です。
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後ろに引き過ぎて、首にスジが立っている場合は、
首の力を抜いて、あごの下の空間を感じてみましょう。
フッと、頭・首・胸のあたりがラクになる
場所が見つかるはずです。
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首・頭の位置が正しいところにあるかどうかの
見分け方は簡単。
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首を左右に振ってみる、です。
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ブンブン振っちゃダメですよ〜(笑)
ゆっくりと右を見て、正面に戻す。
ゆっくりと左を見て、正面に戻す。
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この時に、頭が前すぎても後ろ過ぎても
可動域が狭くなってしまうんです。
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無理なく沢山横を向けるところが、
正しい頭の位置・首の状態です。
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その位置を保ったまま、
アテールの1番ポジションから
ルルベになってみて下さい。
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ルルベになると、また頑張ってしまって
頭を後ろに引いてしまいがち。。。
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アテールでもルルベでも
片足パッセの状態でも
どんなポジションでも首がラクでいられるように
いつもの姿勢を見直してみて下さい。
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きっと、バレエの踊りやすさだけでなく
首凝り・肩凝りなんかも改善されるはず♡
お試しあれ~♪