ワークショップとオンライン発表会が終了し、
しばし、ぼんやり・ゆるっと過ごしておりました。
発表会では、私を含めた講師8人で振り付けた
作品を踊ったのですが、
もちろん!最初は一筋縄ではいきませんでした(笑)
振り付けしたメンバーは、
それぞれバレエやモダン、
コンテンポラリーにシアターダンスなど
様々なバックグラウンドを持っているので、
振り付けもそれぞれ特徴的で。
自分が慣れていないジャンルの踊りは
ちょっとしたニュアンスや音取りが難しくて、
みんなで揃えるのに苦労しました。
(ほとんどがオンラインでのリハでしたし…)
ですが、やっぱり慣れない動きを
身体に入れていくプロセスというのは、
いつもバレエクラスでお伝えしている
バレエ習得の方法と同じなんですよね。
それが【細分化】と【反復練習】。
私たちが最初にやったのは、
分からない部分・曖昧な部分の振り付けを
細切れにして、動きをハッキリさせること。
まずは、腕の動きのみ。
そして脚の動き、身体の方向。
どのカウントで動き始めるのか?
その時、呼吸は吐くのか吸うのか?
顔の向きは?腕の高さは?
その部分の振り付け担当者に
しつこくしつこく確認するんです。
これが【細分化】。
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ぼんやりとしていた全体像に、
ピントを合わせる部分を少しずつ移動しながら
頭でしっかりと理解します。
やるべきことが分かったら、
その後はひたすら【反復練習】!!
最初は音をかけずにゆっくりと。
カウントを口ずさみながら確認して、
少しずつスピードアップ。
そして、音楽に合わせて
何度も何度も 繰り返し練習しました。
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どんなジャンルでも、どんなレベルの人でも
こうするしかナイんですよね♡
特に大事なのが、細分化の解像度。
とくにバレエの初心者さんは
脚の動きに気を取られがちですが、
腕の通り道、顔や身体の向き、
音取りなども整理できると
動きのクオリティがグンと上がります。
音取りも、
「1と2と…」の「と」の部分から動くのか、
その後の「3」から動くのかで
踊り方が変わってきます。
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解像度は、はじめは粗くてOK。
「タンジュを前・横・後・プリエ」
それが覚えられたら上等です。
そしたら、どんどん細かい部分にも
目を向けていけば良いんです♪
普段のレッスンでも、発表会の振り付けでも
是非、【細分化】と【反復練習】をやってみて下さいね。
一皮も二皮も剥けちゃうはず♡
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