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Don’t t think…..Feel(考えるな、感じろ!)
ブルース・リーはそう言っておりましたが、
大人バレリーナの皆さまは、それではダメです♡
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Think!!and Feel!!
考えろ!そして、感じろ!
でございます(笑)
それが、バレエが上達する練習のやり方。
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たとえば、
ピルエットが上手く回れなかったとして、
闇雲に何十回も練習し続けても
それは時間と体力の無駄づかいというもの。
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なぜ上手くできなかったのかを《考えて》、
身体の使い方・上手くいく動きを《感じる》
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それをしない限りは、上達はありません。
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上達する人の頭の中では、
こんな風に試行錯誤が行われています。
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ピルエットを回ってみた(Do)
どうだった?(Check)
■身体が傾いてしまった
■途中でカカトが落ちてしまった
ここで考えよう!(Think)
■なぜ身体が傾いてしまったの?
→軸がしっかりしていなかった
→正しい重心の位置に立てていなかった
■なぜカカトが落ちてしまったの?
→軸がぶれて重心の位置が変わってしまった
→引き上げ不足、筋力不足
など…
失敗の原因を改善(Act)
■軸がしっかりしていなかった
→軸を意識する、エクササイズをする
■重心の位置が悪かった
→正しい位置を知る
→正しい位置に乗れるように練習する
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色々な可能性を試して潰していきましょう。
一つ一つの動きを分解して
どこが上手くいかないのかを見つけて
そこを強化するエクササイズをしたり、
出来ない動きが出来るようになる為の練習をします。
自分の身体と動きを感じよう!(Feel)
■軸をつくる為には
《どのくらい》引き上げればいい?
■ルティレに持っていく足は、
《どのくらい》の強さで床を蹴ればいい?
■カカトを落とさないためには
《どのくらい》床を押していればいい?
Feel=感じる部分です。
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このFeelの部分は、大人からバレエを始めた方は
少し難しく感じるかも知れません。
「感覚じゃなくって、具体的に理論的に教えてよ~!」と。
ですが、
失敗した原因は、教えてもらうことができます。
出来たか出来ていないかもチェックしてもらうことができます。
改善する方法も教えてもらうことができます。
(だんだん教えてもらわなくても、
自分で発見できるようになっていきましょう♪)
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でも、《どのくらい》の部分だけは、
自分で体感して、感覚を掴んでいくしかないんです。
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「足りないよ」「強すぎだよ」の
評価はしてもらえても、
やっぱり数値化できないものだから
最後は自分で感覚を覚えるしかないの。
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それを掴むためにするのが、
エクササイズであり、
日々のレッスン・練習なのです♡
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というわけで、
Think!! and Feel!!!!