コロナ効果(?)で
沢山のご質問をいただいております!
ありがとうございます♡
さっそく行ってみよう~!!
バーレッスンでフラッペをやる理由について知りたいです。
フラッペは実際の踊りの時にどんな風になるのですか?
たとえば、プリエは基本で
ジャンプに活きたり内転筋を集めるという
動きに役立ちますよね?
そのようなことが分かると、
意味が分からずやるよりも身につき、
もっと充実したレッスンに出来るような気がしました。
良い質問ですね!
大人バレリーナ徹底改造3ヶ月コースでは
こういうお話って、よくするんですけど、
普段はなかなかお話する時間もないし
質問する機会もないですよね。
Frappé(フラッペ)
正しくは、バットマン・フラッペ。
「打つ・たたく」という意味です。
これね、念のためネットや手持ちの本を
色々調べたのですけれど、
フラッペのやり方・注意点は書いてあるけれど
「〇〇の為の練習です」
という記述は見つかりませんでした。
なので、以下は私が考えるフラッペをやる理由です。
フラッペは、オーソドックスなやり方としては、
フレックスにした足を軸足の近くの床に
軽く打ちつけるようにしてから
氷を薄く削るように伸ばしていく動きです。
(つま先は伸ばして空中で行なう場合もある)
このフレックスからのフラッペの動きは、
そのまんまの形で
何かの踊りの中で使うということは
ほとんどありません。(たぶん…笑)
ですが、もちろん意味はあります。
フラッペは、
バーレッスン後半に出てくる
素早いシャープな動きです。
早い動きの中で、足裏をしっかり使って
床を擦ったり、
フレックスやポイントにしたり、
早く・強く動かす動足の動きに負けない
軸足や体幹を作っていきます。
また、身体の表面の筋肉を固めてしまって
ぎこちない動きにならないように、
軸足を床に突き刺して・上体は伸び上がり続けて
という上下の引っ張り合いも必要です。
この記事で書いたように、
内腿を張り続ける(アンデオールし続ける)
意識も必要になってきますね。
という訳で、フラッペは、
【1】素早く動かす足に負けない
軸足と体幹をつくる
↓ ↓ ↓
身体のコーディネーションを良くする
【2】内腿を張ったまま素早く足を動かす、
腿~膝、膝~つま先を分けて動かす
↓ ↓ ↓
前・横・後のグリッサードなどにも繋がる
という為の練習なのではないでしょうか。
レッスンがお休みになっている今、
こういうことを考えるのも
上達に役立ちそうですよね♪
フラッペはこの為の練習だよ!と
文献を読んだことがある方がいらしたら、
是非教えてください!!
《追記》
生徒さんから、メールいただきました!
ネットに『アレグロの練習になる』と
聞いたことがあると書いてありました!
とのことです。
確かに…それです!!
上に書いた、
・足を速く動かす
・それに負けない体幹をつくる
などは、まさにアレグロに繋がりますね~!!
くぅ~~、アレグロの一言が出なかった自分が悔しい(笑)