バレエを踊るには筋力が必要です。
・挙げた脚や体幹をキープする筋力
・ジャンプする為の筋力
・着地を支える為の筋力
・身体をコントロールする為の筋力
・アンデオールをし続ける筋力
パッと思いついただけでも沢山あります。
もちろんこれ以外にも、すべての場面で
筋力が必要となってきます。
でも、、、大人バレリーナさん達は
ストレッチは一生懸命やっていても
筋力アップの為のトレーニングをやっている方は
とっても少ない印象。。。
それに、筋肉ムキムキになりたくないんですけど…
Contents
大人バレリーナが筋肉を鍛えなければならない理由
外国のバレエ学校のように、
小さな頃から、毎日毎日、何時間も
バレエのレッスンができる環境にあれば、
自然とバレエを踊るのに必要な筋力がついてくるでしょう。
でも、私たちの生活では、
週に何度か2時間ほどレッスンをするだけですよね。
それでは、やっぱりちょっと足りないんです。
しかも、今あなたが
「上手く出来ない」と感じているテクニックは
筋力不足ってこともあるかも知れません。
そして、
弱い筋肉は硬くなるんです!
一生懸命ストレッチをしても、
筋肉が弱いままでは、どんどん硬くなるってこと…。
それに、女性はものすご~くハードな筋トレを
相当やらなければ、ムキムキにはなれませんし、
正しいやり方をすれば、
ゴリゴリの筋肉にはなりませんので
ご安心ください(笑)
という訳で、今日は
大人バレリーナさんが鍛えるべき筋肉について
シリーズで書いてみたいと思います♡
内腿(うちもも)の筋トレ
まずは、バレエでは必須の内腿です。
アンデオールをすることで、
この内腿を使えるようになりますが、
アンデオールが十分でない場合、
内腿を感じにくい・感じたことがない
という方もいらっしゃると思います。
ですので、まずは内腿の筋肉を先に鍛えて
強くしてあげることで、
内腿を感じやすくし、
外腿や前腿を真っ先に使うことを防ぐことができます。
内腿の筋肉を鍛えるには、
こんなエクササイズをやってみましょう♪
【1】ひじを付いて横たわる
床にどちらかの腰を上にして横たわります。
腰骨の部分が床に当たって痛い場合は
下に薄手のクッションや座布団などを敷いてください。
【2】上側の足をパッセにして床につく
頭から足先までが一直線になるようにして、
上側の足は膝の後ろにパッセのように置きます。
足の裏は床にべったりとつかなくてOK。
ルルベのようにつま先を床につきましょう。
下の脚の内腿が天井のほうを向いています。
【3】脇は床から上げておく
脇の部分は床につかないように持ち上げます。
お腹もポッコリさせずに引き締めておきましょう♪
上側の手は、胸の前について身体を支えます。
ここからいよいよスタート!!
【4】下の脚を床から浮かせる
下の脚を遠くに引っ張るように伸ばしながら、
内ももの筋肉を使って床から少し浮かしていきます。
かかとの内側を上に向けて
アンデオールの状態で動かせるとさらに良し♡
ゆっくり5カウントで下ろします。
はじめは5セット。
慣れてきたら、次の5セットは、
パッセの脚を前に置いてやってみましょう。
反対側も同様に。
【NG例】これはダメ~!
下側の脇がゆるんで、床の方に落ちないようにしましょう。
2.骨盤が後ろに倒れてしまうのは×
後ろに倒れてしまわないよう注意します。
ポイントは、伸ばしながら鍛えること
筋肉はぎゅっと縮めると、重たく固くなります。
タンジュのように遠くに引っ張りながら
脚を動かすのがポイントです♡